「坂野記念館」訪問

2024.12.20

本日は、昨日の前島密記念館に引き続き、「郵便中興の恩人」とされる坂野鉄次郎氏の功績を紹介する坂野記念館を訪問させて頂きました。

坂野鉄次郎氏は明治31年に旧郵政省の前身である逓信省に入省し、当時、郵便物数が創業時の約1000倍となる中、通信地図や郵便路線図の策定や郵便集配規定の実施、年賀特別郵便取扱制度の制定など、今日の郵便事業の基礎を確立した方です。

坂野氏の多大な功績に触れるとともに、同氏の「郵便は薄利多賣主義を守れ」という考え方は前島密翁の「縁の下の力持ちになることをいとうな、人のためによかれと願う心を常に持てよ」とともに、これからの地域を支える郵便局を創って行く上で大きな指針となるものと確信しました。

坂野記念館は、全国の郵政関係者に前島記念館とともに是非訪問していただきたい施設であります。